ロワール古城めぐりをするなら、最低でもロワールに1泊、できれば2泊以上するのがおすすめです。
わたしは3泊4日滞在し、9つのお城をまわりました。
ホテルを予約したいけれど、実際どのエリアに泊まると便利なのか?どんな選択肢があるのか迷われると思います。
この記事ではロワール古城めぐりの拠点となる街について、古城めぐりにぴったりなホテルの選び方、おすすめの古城ホテルについてご案内します。
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
ロワール古城めぐりにぴったりのホテルの選び方
ロワールでホテルを探すなら、選択肢は大きく2つ。古城ホテルと普通のホテルのどちらを選ぶかを決めるところからはじめましょう。
一生に一度のロワール旅行であれば、ぜひ古城ホテルに泊まる経験をしていただきたいところではありますが、気になるのは予算。
あくまで古城を観光するのが目的、という方はホテルの滞在時間が短くなるので、普通のホテルを選ぶのもアリだと思います。
また、どちらにするか決まった後は、どの街へ泊まるか、どれくらいのグレードのホテルを選ぶかも大切。
立地・拠点
普通のホテルでいいという場合は、ほとんどの場合、トゥールを拠点にすることになるでしょう。
なぜなら
- 交通の要所でパリや地方都市からのアクセスが良い
- トゥール発の古城ツアーが多い
- 街が大きく、買い物や食事の選択肢が多い
- 移動の手間がなく、ゆっくり休める
という理由から。
ただし、トゥールの街自体には、古城巡りで人気の城はありません。夜のライトアップや、光のショーを見たいという人は、アンボワーズやブロワも大変おすすめです。
4月〜9月までの毎晩、城の中庭で開催される「音と光のスペクタクル」は大変すばらしく、忘れられない体験となりました。
ショーが行われるのはなんと22時以降。ブロワに泊まったからこそ、できた経験です。
グレード
フランスに限らず、ヨーロッパのホテルは想像以上に古いです。
それなりの料金のホテルに泊まっても、エレベーターがなかったり、水漏れのトラブルが発生することも珍しくありません。
そのため、人によってはホテルのグレードを選ぶことも大切なポイントと言えるでしょう。
また、3つ星以上のホテルを選んでも、日本人が満足できるレベルの設備があることは約束できません。フランスはそんな不便も合わせて楽しむ国です。
ホテルを予約する前に絶対読んでほしいことは「旅のプロが教えるフランスのホテル・アパルトマンの選び方と注意点」にまとめたのでぜひご覧ください。
口コミ
立地とグレードでホテルの候補が絞れたら、ホテルの口コミをチェックして実際の利用者の声を確認しましょう。
わたしたちがフランスのホテルを予約するときは、Booking.comを利用することが多いです。
一番の理由は口コミが多いこと。点数が低くても自分には許容できる理由だったりすることも多々あるので特に連泊する時はレビューのチェックは欠かせません。
良いホテルを探すコツは、少なくとも100件以上はレビューがあり、7点以上取っているホテルを探すこと。
また、Booking.comは希望のホテルが売切れだった場合に、近くで似たようなホテルをおすすめしてくれるところも気に入っています。
トゥールのおすすめホテル
それでは、まず多くの人が選ぶトゥールのおすすめホテルから紹介しましょう。
交通の便がよく、パリからのアクセスも非常に便利な上、現地ツアーの発着地になるため色々と安心材料が多いです。
わたしがトゥールでおすすめしたいホテルは3箇所。
↓有名観光地との位置関係はこんな感じ
イチオシはオセアニア リュニヴェール トゥール
わたしの一押しはOceania L’Univers Tours!
1846年開業の歴史あるトゥールで最も有名な4つ星ホテルです。
トゥール駅の目の前にあり、立地も抜群なので、荷物が多くても安心です。
このあたりでは珍しい、スイミングプール付きで、スタッフも親切なので快適に過ごすことができます。
ヒルトン ガーデン イン トゥール サントル(Hilton Garden Inn Tours Centre)
価格も手ごろでおすすめなのがヒルトングループのHilton Garden Inn Tours CentreとHampton Inn Tours
ヴィルソン橋からすぐと駅からは離れますが、徒歩で観光するのにとても便利な場所です。
風情はありませんが、新しいホテルなのでとても清潔感があってとっても可愛い!
お城の散策がメインで夜眠るだけならシャトーホテルはもったいないかな。と言う人におすすめです。
駐車場はホテル併設ではなく、すぐ隣にある地下駐車場を使用。
明るく雰囲気のよいレストランで、朝食もいただけます。
ハンプトン イン トゥール(Hampton Inn Tours)
向かいにあるHampton Inn Toursもスタイリッシュで清潔なホテル。
水回りに不安のあるフランスで、新しいホテルは貴重。ぜひ口コミを色々読んで、自分が納得するホテル選びをしてくださいね!
ロワール地方のおすすめ古城ホテル
それでは、見ているだけでワクワクしてくる、フランスならではのシャトーホテルをご紹介していきます!
どこも人気のホテルで早めの予約が必須。泊まりたいホテルを見つけたら、できるだけ早くおさえておきましょう。
ルレ・ドゥ・シャンボール(Relais de Chambord)
ルレ・ドゥ・シャンボールは、フランス人建築家ジャン=ミッシェル・ヴィルモット監修による全面改装を経て、2018年3月にオープンしました。
シャンボール城から徒歩約4分といった夢のような立地で、一部のお部屋からはシャンボール城の景色を望むこともできます。
美しい光が差し込む客室は、どの部屋も個性があり快適に過ごすことができます。
シャトー・ドゥ・リヴォー(Château du Rivau)
シャトー・ドゥ・リヴォーの歴史は中世にさかのぼります。
トゥールとポワティエの間に位置するリヴォー城は、なんと1429年にジャンヌ ダルクも訪れのだとか。
おとぎ話をテーマにした14の庭園、異なる内装の10室の客室は乙女心をくすぐります。
ワインの試飲、乗馬、サイクリングなど、フランスの田舎を存分に満喫しましょう!
ドメーヌ・ドゥ・ラ・トルティニエール(Domaine de la Tortinière)
トゥールから南に10km、モンバゾンというエリアにシャトーホテルがいくつか点在しています。
中でもひときわ目を惹くのが、ドメーヌ・ドゥ・ラ・トルティニエール。
19世紀のお城は、屋外スイミングプールとテニスコートを完備。広大なお庭は、朝の散策にぴったり!
かわいらしく、美味しい朝食も宿泊客から大好評です。
ブロワのおすすめホテル
ブロワでは、ヒルトンやマリオットがないか探しましたが、見つからなかったので手ごろな価格で予約できたイビスを予約しました。
イビス ブロワ サントル シャトー (Ibis Blois Centre Château)
歴史を感じさせる佇まいと、ホテル内のポップな色使いのバランスが絶妙で、随所にセンスの良さを感じます。
フランスの古いタイプではありますが、エレベーターがついていて、荷物を運ぶのが快適でした。
客室はあまり広くはなかったため、無駄なスペースはありませんが、寝るだけだったので問題なし。
ロワール古城めぐりにぴったりのホテルまとめ
ロワールエリアのホテルについて、選び方を中心におすすめホテルを紹介しました。
パリと比べると地方は少しリーズナブルに宿泊できます。
美しい古城ホテルや、トゥールの便利なホテルに泊まってぜひ素敵な時間をお過ごしください!
ホテル予約は
Booking.comがおすすめ
なぜなら圧倒的に口コミが多い
良いホテルを見つけるコツは
少なくとも100件以上のレビュー
7点以上のホテルを探すこと
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!