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パリ市内のエリア別観光スポット

フランス・メーデー(5月1日)の過ごし方とおすすめ観光スポット

この記事を書いた人
マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム
当ブログ「フランスボックス」はフランスが大好きな旅ブロガーのマリと、パリに2年間芸術留学していたおにちゃんのふたりで運営しています。 インスタX(Twitter)ではブログに載せていない写真や、日々の様子も発信しています。記事が役に立ったらSNSや友人にシェアしてくださると嬉しいです!
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5月1日は世界的にみても特別な日で、フランスでも国民的祝日となっています。

日本ではゴールデンウィークの間の日くらいの認識しかないかもしれませんが、メーデー(労働者のための日)は仕事を休み、日ごろの疲れを癒したり、各地で労働環境に対する抗議のデモが行われたりしています。

ゴールデンウィークでパリへ行ったら、ほとんどの場所が閉まっていてどうしよう・・・なんてことになってしまうかもしれません。

今回の記事では、在住者ならではの目線で、5月1日のフランスの様子や祝日ならではの過ごし方をご紹介していきます。

ぜひこの記事を参考に、素敵なスズランの日をお過ごしください!

こんな方におすすめ!
  • スズランの日について知りたい
  • 5月1日にお店が開いているのか知りたい
  • デモやストライキが心配
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フランス5月1日はスズランの日

フランスでは、5月1はメーデーであるとともに、「スズランの日」でもあります。

フランス独特の風習で、スズランの日には、大切な人(家族や恋人、友人など) にスズランを贈ります。

ミモザ
ミモザ
スズランをもらった人は幸運が訪れるといわれています。

ヨーロッパでは「春のシンボル」とされているスズランは、フランス語で「Muguetミュゲ」。

昔から「幸せを呼ぶ花」と考えられており、結婚式に花嫁に贈る花としても人気があります。

また古くからヨーロッパでは、スズランは「聖母マリアの涙」にたとえられており、「聖母マリアの花」とも呼ばれることも。

そのためスズランの花言葉には、聖母マリアに由来した「純粋」「純潔」といった意味があります。

スズランの日の由来

すずらんすずらん
ミモザ
ミモザ
中世時代、5月1日は「愛の日」とされていました。

葉と花で作った冠をかぶったり、花をプレゼントしたりする習慣がこの頃からあったのです。

今日のようにスズランを贈る習慣が生まれるきっかけを作ったのは、シャルル9世といわれています。

歴史をひもとくと、その起源は1561年5月1日にさかのぼります。

当時10歳だったシャルル9世は、「幸運をもたらす花」とされるスズランのブーケをプレゼントされました。

非常に喜んだシャルル9世は、それ以来、毎年5月1日に宮廷の貴婦人たちにスズランを贈ることにしたそうです。

もともとスズランは森に自生する花でしたが、16世紀になると栽培が始まります。

ただ一般の人々がスズランを贈るようになったのは19世紀末頃からで、徐々にフランス人の習慣として定着していきました。

フランスがスズランであふれる日

5月1日が近づくと、花屋さんにはスズランが並び始めます。

そしてスズランの日には、街のいたるところでスズランが売られます。

面白いことにフランスでは、5月1日はお花屋さんだけでなく、子供からお年寄りまで誰でも街中でスズランを売ることができるのです!

ただし販売にはルールがあり、花屋さんから100メートル以上離れた場所で、根のついていない切り花であることが条件です。

メーデーの日のパリの過ごし方

おにちゃん
おにちゃん
ゴールデンウィークを利用して、フランスを旅する計画を立てる人も多いはず!

パリの祝日

5月1日はメーデーで祝日のため、フランスでは、ほとんどのお店や美術館が閉まってしまいます

日本のように年中無休というお店は少ないのです。

せっかくの旅行が台無しにならないためにも、営業状況を事前にチェックしておくことをおすすめします。

デモ・ストライキ

また労働者の権利を強く主張するフランスでは、この日さまざまな場所でデモやストライキが行われます

近年デモ行進に参加している人たちの一部が暴動化する騒ぎが増えていますので、くれぐれも巻き込まれないよう気をつけてください。

リヨン駅で起きたデモによる過激派の焼き撃ちリヨン駅で起きたデモによる過激派の焼き撃ち

おもしろそうと思って見物するのは本当におすすめできません…。

さらにデモ行進や集会などの影響で、交通規制が敷かれる場合があります。

無理な観光の計画を立てずに、リュクサンブール公園やチュイルリー公園、シャン・ド・マルス公園、ヴォージュ広場などといったパリの憩いの場所で、パリジャン流にのんびりとピクニックを楽しむのもひとつですよ!

もちろん、メーデーでも開館しているパリの美術館・モニュメント・施設はいくつかありますのでご案内します。

メーデーの日でも開館しているパリの観光スポット

  • エッフェル塔
  • パリ植物園と付属動物園(メナジュリー)
  • パリ水族館
  • マイヨール美術館
  • ジャック・マール・アンドレ美術館
  • モンマルトル美術館
  • クレヴァン美術館
  • サクレ・クール寺院
  • アクリマタシオン庭園

またディズニーランド・パリもメーデーの日は開園しています!

ただし観光客が集中するため、普段よりも混雑が予想されるので、おすすめかといわれると微妙なところ…。

パリにあるデパートはすべて休業してしまいますが、メーデーでも営業しているショッピングモールがあります。

ルーブル美術館の地下に隣接したショッピングモール「Le Carrousel du Louvreカーゼル・デュ・ルーブル」は開いているのでお買い物が楽しめますよ!

まとめ

フランス生活の中で、素敵だなと思うことはいろいろありますが、大切な人にスズランを贈るこの習慣もフランスらしい素敵なことのひとつ!

メーデーの日は、ほとんどのお店や美術館が閉まってしまいます。

しかもデモやストライキによる交通の乱れが生じることもあり、観光客にとってはちょっと不便な1日となるので十分注意してください。

事前に調べておけば、それなりに観光を楽しむことができますし、なにより5月のパリは、爽やかでとても良い季節。

この日ばかりは予定をあまりつめこまず、のんびりとパリの街歩きを楽しんでくださいね♡

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