ストラスブールには、市内全域を網羅する公共交通機関CTSがあります。
CTSが運行してる公共交通機関トラム・バスは一律運賃。
上手く乗りこなせれば、効率的に観光が楽しめます。
このページでは、ストラスブールを旅するときに便利なCTSの乗り方や注意点などを詳しくご紹介していきます。
このページの目次
ストラスブールのトラム・バスといえばCTS
CTSとは、ストラスブール市内の公共交通機関のこと。
CTS社が運営するトラム・バスは、リーズナブルでとても便利なことから観光の移動におすすめです!
CTSの路線
ストラスブール市内の移動手段として、トラムとバスがあります。
CTSが運航してる公共交通機関は全て一律運賃なので簡単です。
1時間有効の1回券が1.9ユーロで、10回券・24時間券などお得なチケットもあります。
トラム
トラムはA〜Fの6路線あり、市内全域を網羅しているので、観光にとても便利です。
バス
バスの路線はたくさんあり、土地勘がないと最初は少し難しいかもしれませんが、慣れてしまえばお手のものです。
ストラスブールのメトロ・バス・トラムの乗り方
切符の種類・料金・買い方
切符はトラムの自動券売機またはバスの車内で購入できます。
- 1回券 1.9ユーロ
- 10回券 17.10ユーロ
- 24時間券 4.60ユーロ
- 3日間券 10.20ユーロ
4歳未満は無料。
トラムの乗り方・降り方
ドアにあるボタンを押してドアを開け、カードをカードリーダーにタッチ。
降車の際にはドアにあるボタンを押してドアを開けます。
バス乗り方・降り方
バスは日本と同様、全面に路線の番号と行先が記載されているため、乗る番号さえわかっていれば、乗り間違いはないと思います。
手を挙げて、運転手にバスに乗ることを知らせます。
他に乗客がいればよいですが、自分たちだけの場合、うっかりしていると華麗にスルーされてしまいます。
前方のドアから乗り、カードをカードリーダーにタッチ。
降りるバス停が近づいたら、STOPボタンを押します。
アナウンスがない場合が多いので、自分が下りる場所を間違わないよう気を付けましょう!
後方のドアから降ります。
アルザス地方を周遊するならALSA+がおすすめ
アルザスの公共交通機関が乗り放題になる、ALSA+というチケットがフランス国鉄SNCFで販売されています。
種類は下記の2種類あり、曜日を選ばず24時間いつでも使える一人用と、土日祝のみ使える2~5人のグループ用と内容は大きく異なります。
- ALSA+ 24 heures
- ALSA+ Groupe Journée
1人用はまぁまぁ高いですが、ハイシーズンに周遊するなら十分元はとれそう。グループだと、かなり割安になると思います。
ALSA+ 24 heures(全日)
対象エリア | 料金 |
---|---|
アルザス地方 | 37.40ユーロ |
バラン県 | 23.10ユーロ |
ストラスブール市街地 | 4.50ユーロ |
オーラン県 | 23.10ユーロ |
コルマール市街地 | 3.60ユーロ |
ミュルーズ市街地 | 4.50ユーロ |
ALSA+ Groupe Journée(土日祝)
有効期限は1日、2等クラスで2~5人利用できます。選択したエリア内、すべての公共交通機関(TER Fluo 列車/長距離バス) へ乗り放題です。
対象エリア | 料金 |
---|---|
アルザス地方 | 39.10ユーロ |
バラン県 | 24.20ユーロ |
ストラスブール市街地 | 7.20ユーロ |
オーラン県 | 24.20ユーロ |
コルマール市街地 | 5.40ユーロ |
ミュルーズ市街地 | 7.10ユーロ |
1年間半額で乗車できるCarte Fluo
どういう仕組みなのか全くわからないのですが、グラン・エストの公共交通機関が半額になる「Carte Fluo」と呼ばれるカードがたったの20ユーロで発売されています。
有効期限はなんと1年。
- 大人20ユーロ
- 25歳以下1ユーロ
25歳以下は1ユーロとタダみたいな金額なので、期間中、快速・普通列車のTER Fluo(鈍行)やバスに40ユーロ以上乗る予定がある方はぜひ手に入れてみてください。
高速鉄道(TGV inOui)や、TERでも指定席が必要な列車は対象外です。鈍行で問題ない人は、あっという間に元が取れると思います。
ストラスブール⇔コルマール⇔ミュールーズ⇔バーゼルあたりであれば、TER Fluoで特段問題ないでしょう。
パリまで戻るのにも使えますが、時間がかかりすぎるので一般の旅行者にはあまりおすすめできません。
ストラスブールのメトロ・バス・トラム乗車時の注意点
チケットの刻印
カードは、必ずカードリーダーにタッチしましょう。
切符の場合は下車するまで失くさず持っておきましょう!ときどき検札があります。
バスの往復経路
往復で同じ道を通らなかったり、行きと帰りのバス停が離れていることがあります。
スリに注意
公共交通機関に乗るときは、スリに注意が必要です。
貴重品の入った手荷物は、荷物棚や座席などに置かず、身につけたり、膝の上に置いて手でしっかりと持っておきましょう。
日本だと公共交通機関で居眠りをしてしまう人もいますが、フランス旅行の際は、車内での居眠りは禁物!!
スリのターゲットにされてしまうので、貴重品は膝の上にしっかりと置いて十分気を付けてくださいね。
ストライキ
旅行者が大きく影響を受けるものにストライキがあります。
万が一ストライキに遭遇すると、交通ダイヤが乱れます。
RTM公式サイトで運休路線などを確認してください。
ストラスブールのトラム・バス(CTS)まとめ
ストラスブールを観光するのにとても便利な公共交通機関CTS。
とてもお得なので、上手に利用して魅力あふれるストラスブールの街観光を楽しんでください。
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かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
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絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!