地中海に浮かぶコルシカ島は、豊かな自然をもち、その美しさから「地中海の楽園」と称されています。
島の中心となる街がアジャクシオで、ナポレオンの生誕の地として有名。
地中海の東側、サルデーニャ島のすぐ北に位置しており、地図で見るとフランスよりイタリアに近いなというイメージ。
歴史の名所や世界遺産もあり見どころが満載で、固有の文化を保持している魅力的なコルシカ。
当ブログ「フランスボックス」では、そんな魅力あふれるコルシカの魅力を紹介していきます!
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このページの目次
コルシカの観光情報
コルシカ島は、フランス人のバカンス先としても大変人気があります。
美しいビーチも有名ですが、ハイキングコースも充実しており、アウトドアが大好きなフランス人にぴったりのリゾート。
また、自然だけでなく、歴史的な建築物もたくさんあるため、幅広い層に楽しめる場所だと思います。
また、公用語はフランス語ですが、「コルシカ語」も使われ、独自の文化を形成しています。
おすすめ観光の周り方
田舎の島ではありますが、歴史的な背景からコルシカの重要な街のほとんどに城塞が残っており、なかなか見ごたえがあります。
中世の城塞都市であるボニファシオの城塞は特に有名で、コルシカの人気観光スポットの1つ。またナポレオンのゆかりの地を巡るならアジャクシオがおすすめです。
レンタカー
コルシカ島には都市間を結ぶ交通手段があまりないため、レンタカーを借りてあちこちまわるのが一番おすすめです。
ハイシーズンにはあっという間に予約いっぱいになってしまうので、7月~8月にかけて旅行する場合は早めに車を確保しておくことをおすすめします。
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
鉄道
鉄道ファンに人気のコルシカ鉄道。これに乗るためだけにコルシカを訪れる旅行客もいます。
路線はアジャクシオ⇔バスティア間を走るものと、途中のポンテレッチャからカルヴィに接続するものと、計2本しかないのでシンプル。
本数もそれほど多くないので、計画はしっかり立てておいた方が無難です。
4歳以下は無料。12以下は半額で利用可能。連続した7日間有効の鉄道パスが50ユーロなので、何度も乗りたい人は活用してもいいかもしれません。
コルシカの観光名所と見どころ
コルシカは、歴史的な名所や素晴らしい景色がなど多くの魅力が詰まった島です。
美しい海ではマリンスポーツが楽しめ、山ではハイキングやクライミングができます。
観光名所は島全土に点在しており、南のボニファシオから北のバスティアまでは約170km、車で3時間近くかかります。
アジャクシオ(Ajaccio)
アジャクシオは、ナポレオン・ボナパルトの生誕の地として知られる街。クルーズの寄港地でもあり、かなり大きな街です。
街の至る所にナポレオンの像があり、ナポレオンの名前が付けられた通りもあります。
ナポレオンの生家や洗礼を受けたノートルダム教会、ナポレオン博物館などナポレオンゆかりの観光スポットが点在し、見どころが満載。
またアジャクシオの中でも最も美しい称されている「パラタ岬」もおすすめです。
自然保護地区に指定されており、パラタ岬からはサンギネール諸島を臨むことができます。
もともとは外敵の侵入を防ぐ目的で建てられたそうですが、海と島が織りなす景色はまさに絶景!
アジャクシオ | |
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住所 | 20000 Ajaccio 地図 |
行き方 | パリから直行便で1時間35分 |
ボニファシオ(Bonifacio)
コルシカ島南端の街、断崖の上に建つ旧市街で有名なボニファシオ。目の前にはイタリアのサルデーニャ島があり、フェリーでの行き来も可能です。
「女の一生」で有名なモーパッサンの「復習」という作品で舞台になっているので聞いたことがある人もいるかもしれません。
入り組んだ小さな路地があり、レストランやお土産物店が軒を連ねています。
城西の上からは、地中海の絶景を眺めることができます。
港からはクルーズ船が出ており、海から断崖の景色を楽しむこともできます。
ボニファシオ | |
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住所 | 20169 Bonifacio 地図 |
行き方 | アジャクシオから車で約2時間30分 |
ポルト・ヴェッキオ(Porto-Vecchio)
コルシカには、美しいビーチがたくさんあります。
「プラージュ・ド・パロンバジア(Plage de Palombaggia)」は、コルシカで最も有名なビーチで、白い砂浜とコバルトブルーの透き通った美しい海が広がっています。
海水浴はもちろん、アクティビティも充実しており、シュノーケリング、カヤック、ウィンドサーフィン、ジェットスキーなどが楽しめます。
ポルト・ヴェッキオ | |
---|---|
住所 | 20137 Porto-Vecchio 地図 |
行き方 | アジャクシオから車で約2時間30分 |
バスティア (Bastia)
バスティアは島の北端、コルス岬の付け根に位置する港町。ジェノヴァ時代の要塞が残り、街並みはどこかイタリアを彷彿とさせます。
見どころは、旧市街のテラ・ヴェッキア地区。
バスティアを代表する建築物であるサン・ジャン・バプティスト教会をはじめ、ジェノヴァの統治時代に建造された建物が今も残ります。
バスティア | |
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住所 | 20200 Bastia 地図 |
行き方 | アジャクシオから車で約2時間40分 |
カルヴィ(Calvi)
コルシカ島の北西部に位置するカルヴィには、フランス本土へのフェリーが発着している港があります。
見どころは、旧市街にあるカルヴィの要塞(La Citadelle de Calvi)。
要塞からは、コバルトブルーの海とカルヴィのパステルカラーの街並みを見ることができます。
カルヴィはジェノヴァ(現在のイタリア)の支配下にあった時期があるため、街並みはジェノヴァの影響を強く受けています。
カルヴィ | |
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住所 | 20260 Calvi 地図 |
行き方 | アジャクシオから車で約2時間50分 |
ピアナ(Piana)
手つかずの素晴らしい自然が残るピアナは、フランスの最も美しい村にも選ばれていて、赤い屋根の家が立ち並びます。
中でも「カランク・ド・ピアナ」は、ユネスコの世界遺産にも指定されている場所。
カランク・ド・ピアナの美しさを堪能するなら、ハイキングがおすすめです!
ピアナ | |
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住所 | 20115 Piana 地図 |
行き方 | アジャクシオから車で約1時間30分 |
コルシカで泊まりたいおすすめホテル
コルシカ島を巡る場合、拠点となるのは、アジャクシオとバスティアことが多いです。
1~2泊で駆け足でまわることもできますが、できればサルデーニャと合わせて1週間~10日くらい滞在できるとベスト。
コルシカ島で買いたいおすすめ土産
カニストレリ(Canistrelli)
コルシカ島の伝統的なお菓子といえば、カニストレリ。素朴なビスケットですが、とても美味しいです。
味の種類もいくつかあるので、気になったものを試してみてください。
わたしはくるみの入ったものや、定番のナチュラルが好きでした。
アナトラのジャム(ANATRA)
コルシカ島でフレッシュな素材だけで作られているAnatraのコンフィチュール。
おしゃれなパッケージに惹かれ購入したらこれがアタリで、とーっても美味しかった♡
コルシカ島で作られたジャムは自然な甘みで普段あまりジャムを食べないという人にもおすすめ。
ぜひ試してほしいのが柑橘系。そしてバニラの効いた洋ナシも美味でまさに海外のお味です。
コルシカへの行き方・アクセス・空港など
コルシカの主要都市と観光地の位置関係を確認するためマップでまとめてみました。
日本から直行便はないため、ヨーロッパのいずれかの都市での乗り換えて、飛行機で移動する方法が主な交通手段となります。
飛行機で行く場合
コルシカ島にはバスティア、アジャシオ、カルヴィ、コルスに空港があります。
ヨーロッパの主要都市からエール・コルシカ(Air Corsica)が発着しています。
パリのシャルル・ド・ゴール空港またはオルリー空港から飛行機で約1時間30分。
アジャクシオ空港
アジャクシオ ナポレオン ボナパルト空港 (AJA)は、アジャクシオの中心部から約5km。コルシカ島の主要空港ですが、とても小さいです。シャトルバスの運行、レンタカーあり。
バスティア空港
バスティア ポレッタ空港(BIA)は、バスティアの南 17km 。シャトルバスの運行、レンタカーあり。
島内はレンタカーがおすすめですが、細い道や崖も多いので、運転に慣れていない人はやめておいたほうがいいかも。
フランスではオートマ車はかなり少ないです。繁忙期だと希望の車種がレンタルできない可能性もあるので早めに予約しておきたいところ。
行く先にもよりますが
繁忙期だと希望の車種が
レンタルできない可能性も…!
直前の予約の場合
値段が高くなるおそれもあるため
日程が決まった段階で予約がベスト
複数レンタカー会社を
日本語で比較できる
klookがおすすめです
日本と違った交通ルールもたくさんあるので、「フランスでレンタカーを借りるなら知っておきたい注意点と交通ルール」を事前にチェックしておきましょう!
高速フェリーで行く場合
ニースやトゥーロン、マルセイユ、サルディーニャ、イタリア本土からもフェリーが出ています。
コルシカ島へのフェリー会社には、Corsica Ferries、Tunisian Ferries、SNAV、Moby などがあります。
ニースからの所要時間は約8時間とかなり時間がかかるので、船酔いが怖いわたしは飛行機1択(笑)
コルシカの治安
スリ対策の基本
コルシカの治安は比較的良好です。
昼間は旅行者で賑わう場所なので、荷物に気をつけていれば特段問題なく観光できますし、大通りであれば夏の夜のお出かけも問題ありません。
とはいえ、フランス旅行ではスリとの遭遇が日常茶飯事です。
万が一に備えて準備しておきましょう。
たとえば
- 海外旅行保険付帯のクレカを使う
- 現金は100ユーロ以下で基本クレカ払い
- 高くても治安重視でホテルをとる
などは必須レベルでおすすめしたいです。
また、空港からホテルまでの移動はバスや電車が手軽ですが、最近はスリも増えています。せっかくの旅行が台無しにならないよう、タクシーや送迎を使うという手もあります。
特にハイブランドで買い物をした場合はケチらず安心を買いましょう。
海外旅行保険は必要
ことフランスに関しては、海外旅行保険は絶対に必要です。
毎月海外旅行へ行き、パリへ何度も渡航しているわたしですら、何度もスリに狙われました。未だに盗られていなのは運が良かっただけだと思っています。
ですので、どこの会社のどんなプランでも構いませんので、出国前にあらかじめ携行品保証が入っている保険に入っておきましょう。
わたしは、毎回入るのが手間なのと結構お金がかかってしまうという理由から、海外旅行保険が付帯しているクレジットカードを複数枚持って備えています。
海外旅行保険付きのクレジットカードを持っていない方は、ぜひこの機会に1枚作成されることを強くおすすめします。
特に、年会費無料で海外旅行保険付帯のエポスカードは作らない理由がありません。
(エポスカードというと一般的には“マルイのカード”というイメージが強いですが、実は旅行好きのあいだでは有名なカード。未所持の方は迷わず作って損はないですし、年会費のかかるカードに苦手意識がある方の選択肢はエポスカード一択です。)
コルシカをもっと楽しむ
ベストシーズンは夏
コルシカのベストシーズンは、6月~10月です。
フランスの夏の日照時間はとても長いので、この時期に訪れるのがおすすめです。
ガイドブックは持っておいて損なし
ガイドブックはスマホやタブレットで読める電子書籍でも問題ありませんが、現地では情報の探しやすさ重視で、紙のガイドブックを1冊持っておくことをおすすめします。
フランス関連の書籍を20冊以上読んで厳選した中で、わたしたちがおすすめするガイドブックは地球の歩き方です。
ツアーガイドや旅慣れた人が購入するのはやはり地球の歩き方。
全579ページはもはやガイドブックというより教科書レベル。
内容もかなり充実しており、その国の文化、歴史、生活習慣なども理解できるため、旅の満足度が格段にあがります。
20年旅を続けて痛感していますが、まったく知識がない場所だと人はなかなか感動できないものです。背景を知って初めて心に響いたという経験が何度もあります。
パリやニース以外の地方都市の情報が詳しく載っているので周遊するには欠かせない1冊。
フランスのハイライトはもちろん、文化やアート情報、お土産屋グルメに関しても詳しく紹介されています。
現地で体調を崩した時や犯罪に巻き込まれた時の連絡先や緊急時の医療会話まで載せているのは本当に素晴らしいと思います。
コルシカまとめ
コルシカは都市間を結ぶ公共交通機関がほとんどないため、レンタカーの利用をおすすめします。
ヨーロッパのバカンスシーズンである7・8月は、観光客で賑わい車の渋滞が酷いため、快適なバカンスを過ごしたいのなら、その時期を避けて行くのがベストでしょう。
コルシカ | |
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住所 | 20000, Corse 地図 |
行き方 | パリのシャルル・ド・ゴール空港またはオルリー空港から、アジャクシオまたはバスティアまで、飛行機で約1時間30分 |
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!