フランスのお土産選びはとても楽しく、素敵なお店を眺めているだけであっという間に時間がたってしまいます。
登山とスキーのリゾート地で有名なシャモニー・モンブランにも、心ときめくお土産がたくさんありました♡♡
日本の山岳地帯だと、それほどおしゃれなお店や商品は多くないイメージがありますが、さすがフランス!
田舎へ行っても、美味しくて洗練されたパティスリーや、おしゃれなお店があってとっても楽しかったなぁ。
3泊4日で見つけたとっておきのお土産をカテゴリー別に5つ、20商品近くご紹介します。
写真もたっぷり撮ってきたのでぜひお土産選びの参考にしてください♡
シャモニー・モンブランで買いたいおすすめ土産5選
シャモニー・モンブランのお土産を調べたものの、日本語の記事はもちろん英語やフランス語でもまともなものが出てきません。
大したものがないのかと思っていたら、全くそんなことはないし、食べ物から雑貨まで結構たくさん買い物してしまいました(笑)
シャモニーモンブランのご当地土産を中心に、シャモニーで購入できる一般的なフランス土産もあわせて紹介していきます。
ここで紹介しきれなかったフランス土産は「フランス旅行の人気定番お土産10選|元在住者おすすめ失敗しない土産とは」で詳しく解説しているので、合わせて読んでいただける嬉しいです!
シャモニー・モンブランのお菓子
シャモニー・モンブランはそれほど大きな街ではありませんが、美味しいパティスリーやカフェがきちんとあります。
地方でもレベルの高いものが食べられるところが、さすがおフランス。
シャモニーに来たら絶対食べたいのがモンブラン!美味しい紅茶やコーヒーと共に芸術的なパティスリーをいただいたあとは、お土産の焼菓子やチョコレートを探してみてはいかがでしょう。
オー・プティ・グルマン (Aux Petits Gourmands)
オー・プティ・グルマンはモンブランを模したチョコレート「4810」でも有名なパティスリー兼カフェ。
看板商品の「4810」は、モンブランの標高4,810メートルにちなんでつけられたもの。
「4810」だけでなく、美味しそうなショコラやクッキー、マカロンが充実していて選びきれません。
Chalet 4810、Maison FattierはホームページやSNSが同じなので系列店なはず。シャモニーに来たらぜひ立ち寄ってほしいお店のひとつです。
シェ・リシャール(Chez Richard)
オー・プティ・グルマンと並ぶ有名店。
マカロンやメレンゲもおすすめだけど、タブレット(板チョコ)がお土産にぴったりだと思います!
パイ(Pie)
ガイドさんに教えてらもった可愛いパイ!サイズもちょうどよくって、ナッツやフルーツなど色んな味が楽しめます。
フランスは生菓子が多いので、これはちょっと高級感もあってよさそう!
サヴォワ地方のワイン・アルコール
ジェネピー(Génépi)
アルプスのお酒と言えばジェネピー!
高山植物を漬け込んだ薬草酒で、食後酒として飲まれることが多く、お土産屋さんはもちろん、スーパーや食料品店などあらゆる場所で見かけました。
アルプスの標高1800~3500メートルの高山地帯に自生する芳香植物(ヨモギと呼ばれています)を使ったお酒で、リキュールにすると独特の風味になります。
ジェネピー入りのビールやチョコレート、アイスなどもあり、興味のある人はぜひ一度味わってみてくださいね。
サヴォワワイン(Savoie wain)
サヴォワ地方のワインは、生産量の7割が白ワインです。
白ワインのほとんどが辛口ワインで、「ヴァン・ド・サヴォワ」や「ヴァン・ド・サヴォワ・ムース」といったスパークリングワインもおすすめです。
地ビール(Bière)
ガイドさんに教えてもらった変わり種のビール。
普通の味もありますが、写真はブルーベリーを使ったもの。他にジェネピーやクランベリー味もあります。
サヴォワ地方の食品
クロゼ(Crozets)
クロゼはサヴォワ地方のショートパスタで、小麦粉やそば粉などでできています。
キノコやクルミなどで風味付けられているのもあります。
「クロジフレット(Croziflette)」というマカロニグラタンのような伝統料理があり、この地方に来るとよく見かけます。
日本ではあまり馴染みのないパスタですが、珍しいし、四角いパスタで見た目も可愛いので、お料理好きの方へのお土産におすすめです!
チーズ(Fromage)
サヴォワ地方と言えばやっぱりチーズ!
サヴォワ地方の郷土料理では、タルティフレット(ジャガイモのグラタン)やチーズフォンデュといったチーズをふんだんに使った料理があります。
チーズをお土産にするのなら、ハードタイプのボーフォール(Beaufort)やアボンダンス (Abondance)がおすすめです。
またセミハードタイプのトム・ド・サヴォワ(Tomme de Savoie)やルブロション・ド・サヴォワン(Reblochon de Savoie)もサヴォワ地方の名産品です。
バター(Beurre)
フランス土産と言えばわたしが絶対欠かさず持って帰るのがバター。
もちろんパリやリヨンで買う方が種類が豊富だけれど、旅の後半がシャモニーだったので、あまり長く持ち歩きたくないし、できるだけ帰国日に近い日に手に入れたい…。
少し心配だったけれど、スーパーへ行ってみると、お目当てのバターがいくつか見つかりホッとしました。
スイスやイタリアとは目と鼻の先なのに、国が代わった途端にバターの種類がガラリとかわります。
イタリアでは日本と変わらないくらいだったし、スイスでは半分以上がマーガリンでバターの存在感薄目。
どの街でもフランスバターは絶対おさえておきたいですね!
ジャム(Confiture)
朝の食卓には必ずといっていいほどジャムが並ぶフランス。フランス語でジャムは「Confiture」と言います。
厳密にいうと違いはあるのですが、わたしたちがイメージするジャムを買いたければ「Confiture」どこですか?と聞けばOK!
スーパーや食料品店にはたくさんの種類のジャムが並び、日本では見かけない味もあるのでお土産にしたら喜ばれる商品です。
シャモニーにもおしゃれなパッケージの美味しそうなジャムがたくさんありました。
また、ギンガムチェックの蓋が目印のBonne Mamanもぜひチェックしてほしいです。
カルディで買えるでしょ?と思ったあなた。さすがよくご存じですが実はフランス限定商品があるんです。
日本でも人気のボンヌ・ママン
赤色のギンガムチェックは定番だけど、他に色があるの知ってる?
ピンク→2種類のフルーツを使ったジャム
青→果汁だけを固めた柔らかなゼリーのジュレ
紫→砂糖控えめで果実の割合が多いアンターンス
茶色→マロンクリームとミルクジャム
水色→塩キャラメルだよ! pic.twitter.com/LN3aBhD0cG
— マリ@旅ブロガー オハヨーツーリズム✈nextシンガポールマレーシア (@makiro77) May 15, 2022
茶色と水色はレアアイテムなので、見つけたらぜひ購入してみてください。
シャモニー・モンブランの雑貨
シャモニー・モンブランのお土産屋さんでは、お土産の定番であるマグカップやキーホルダーなどの小物から、テーブルクロスやクッションカバーなどのインテリアまで、様々な雑貨を見つけることができます。
マグネット(aimant)
旅行土産の定番といえば、マグネット。鳩時計のマグネットやモンブランがモチーフになったマグネットなど、娘のお気に入りがたくさん見つかりました。
シャモニー・モンブランならではの珍しいマグネット、ぜひお気に入りを探してみてください♡
マグカップ(Tasse)
マグカップも旅行土産の定番です。フランス人は山登りやハイキングが好きな人がとても多く、水筒とカップ持参で登山している人をたくさん見かけました。
写真のカップはベルトやバッグに引っかけられるようになっていて、アウトドアのお供としても活躍しそう!
わたしはこのイラストのものが好きでした!
オリンピックグッズ
シャモニーの街を歩いていると、オリンピックに関する展示や商品が想像以上に多いことに気づきました。
1924年にはじめて冬のオリンピックが開催され、冬季オリンピック発祥の地ということもありますし、わたしが訪れたのがパリのオリンピックイヤーだったこと、2030年の冬季オリンピックの内定が決定したことも大きかったかもしれません。
再度開かれれば、ますますこういったグッズも増えそう!
キッチン雑貨
トルション(ふきん)や鍋敷き、トレーなど、可愛いキッチン雑貨に目移りしてしまいます。
実用的なものなので、お料理好きな方へのお土産にも喜ばれると思います。
万年筆(Stylo plume)
万年筆と言えばモンブラン(Montblanc)。名前からてっきりフランスのブランドだと思っていましたが、ドイツで誕生した筆記具ブランドだそうです。
それはさておき、アルプス周辺では万年筆を置いているお店をいくつか見かけました。
わたし自身はまだ使う機会がないのですが、そのフォルムが美しすぎて、コレクションをする人の気持ちがわからないでもないですね。
その他・ファッションアイテムなど
マウンテングッズ
MilletやColumbia、North Faceなど、アウトドアブランドのお店が豊富です。
我が家は登山の趣味がないので、購入しませんでしたが、街の中心にたくさんお店があるので、アウトドア好きな人は楽しいと思います。
Tシャツ
シャモニーではデザインTシャツのショップをいくつか見つけました。
普段使えそうなプリントTシャツが多く、夫にお土産にしようかと思ったのですが、サイズが不安でやめました(笑)次回は夏に一緒に来られるといいな。
鉱石
シャモニーモンブランにはめずらしいクリスタルの博物館があります。中はかなり見ごたえがあって、子供も大人も美しい鉱物に目が釘付けに!
入り口には少しだけ鉱物のお土産が置いてあり、娘が欲しがりましたが、きれいなものは最低でも1万円以上とそれほど安くはなかったので、我慢。
絶対にすぐ失くしてしまって怒る未来が見えたので、本当に欲しいならもう少し大きくなってからかな。
シャモニー・モンブランのおすすめ土産ショップ
シャモニーでお土産を買うならおすすめなのが以下の3か所。やっぱりスーパーは定番ですね。
- スーパーマーケット
- Le Refuge Payot
- Vertical Café et Boutique
Super U
いくつかスーパーマーケットをまわってきました。
金額と品揃えを考慮するとSuper U et Driveがよさそうだったので、出発前日にまとめて色々購入しました。
ここで買ったお菓子と同じものがジュネーブのスーパーでは2倍近くの金額だったので、食べ物はフランスで購入するのがベストだと思います。
Le Refuge Payot
グルメ系土産を買うなら、Super Uの向かいにあるLe Refuge Payotに美味しそうなものがたくさんありました。(メインストリートにもう1軒同じお店があります)
当記事で紹介しているチーズやジャム、アルコールもLe Refuge Payotのお店で見たものをいくつか紹介しています。
チーズとお肉の匂いが強いので、娘は店内にいたくない~!!と文句を言っていましたが、わたしにとっては宝石箱のようなお店でした。
Vertical Café et Boutique
エギュイデュミディに行くためのケーブルカー乗り場のところにあるお土産ショップ。
わたしは保温性のあるマグを、娘は思い出にぬいぐるみを買いました。
色合いがとても素敵なものが多く、時間がないならこことスーパーだけでもいいかもしれません。
シャモニー・モンブランのおすすめ土産まとめ
好きなものや気になったものをご紹介するとすごいボリュームになってしまいました。
シャモニー・モンブランでは、パリとはまた違ったお土産選びが楽しめます。
日本では手に入りにくいものもあり、お土産にしたらきっと喜ばれること間違いなし!小さな街なので、ぜひあちこち散策してみてください。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
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ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!