旅先で美味しいものに出会うことは、旅行の醍醐味のひとつです。
美食の国といわれるフランスは、各地方にそれぞれの郷土料理があり、わたし自身、「そこでしか食べれないもの」や「郷土料理」を楽しむのが大好き!
フランスの食文化は、ユネスコの無形文化遺産に登録されているのをご存知でしょうか?
もちろんフランス料理と一言でいっても、カジュアルな家庭料理から星付きレストランが出す高級料理までさまざま。
普段あまり行かないようなレストランへ行く場合、ちょっと緊張しますが、それが海外のレストランとなったら尚更ですよね。
せっかくの楽しい時間。慌てないためにも今回は、フランス語を話せない人でもフランスのレストランで楽しく食事ができるようメニューの見方と注文方法について詳しく解説していきますね!
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このページの目次
フランスのレストランについて
言葉
まず一番心配なのが言葉の壁ではないかと思います。
パリでは英語が通じるレストランがほとんどですが、地方では英語が通じないことも多いため、フランス語でメニューの見方や注文方法をある程度覚えておくと便利です!
観光客メインのお店では日本語メニューを置いてあるお店もあるものの、お味はそれなりということが多いのであまりおすすめできません。
三ツ星レストランランブロワジーではフランス語のメニューしかなかったのでGoogle翻訳のカメラ機能を使いつつ、質問しながら料理を決めました。
営業時間・予約
営業時間は
- ランチタイムが12時~14時頃まで
- ディナータイムは19時〜23時頃まで
が一般的。
営業時間はレストランにより異なるので、事前の確認が必要です。
人気のあるビストロやレストランの場合を除き、通常予約なしで入れます。
ただし高級レストランや星付きのレストランでは事前の予約が必要。
レストランに入るときは、まず挨拶をして中へ入りましょう!
レストランに入ったら、入り口で案内を待ちましょう。人数(予約した場合は名前)を聞かれるので、それに答えて案内された席へつきます。
フランス料理のメニューの見方
観光地のレストランでは、英語やまれに日本語のメニューが置いてある場合があるので、遠慮せず聞いてみましょう。
ちなみにフランス語でメニューは、「la carte」です。
ほとんどのレストランのメニューは、前菜、メイン、デザート、飲み物の順に記載されています。
メニュー表のフランス語
次の言葉を覚えておくと便利です!
1. Entrées
前菜のこと。
例)サラダ、スープ、生ハムの盛り合わせ、エスカルゴ、フォアグラなど
2. Plats
メインのこと。
肉料理Viandeまたは魚料理Poissonのどちらかを選びます。それぞれ何種類か用意されているので、その中から好きなものを選びます。
3. Desserts/Fromages
Dessertsは、デザートのこと。
Fromagesはチーズのこと。
デザートに甘いものの代わりにチーズが選べます。
例)Plateau de fromagesチーズの盛り合わせ
4. Boissons
・Vin=ワイン
・Boissons froides=冷たい飲み物
・Boissons chaudes=暖かい飲み物
・Café=コーヒー
※フランスでCaféを頼むと、エスプレッソが出てきます。
日本で飲むようなコーヒーを注文したい場合には、「Café américain」と頼みましょう。
Café américainは、Café allongéまたはCafé longと表記されている場合もあります。
メニューの組み合わせと種類
メニューの組み合わせは自由です。
例)
・前菜+メイン(Eentrée + Plats)
・メイン+デザート(Plats + Desserts)
・前菜+メイン+デザート(Eentrée + Plats + Desserts)
ほとんどのビストロやレストランでは、「Plat du jours=本日のおすすめ料理」が用意されています。通常のメニューより少し安めに価格設定がされているのでおすすめ。
また「Menu complet」と呼ばれるセットメニューでは、何種類かある中から前菜+メイン+デザートが選べるお得なサービスもあります!
子連れの場合はキッズメニューも
子供と一緒の場合は、キッズメニューがおすすめです。
メニューに載っていない場合には、「Avez-vous un menu enfant?=お子さまメニューはありますか?」と聞いてみてください。ほとんどのレストランでは用意されています。
フランスのレストランでの注文方法
着席→食事→会計までの流れ
-
STEP1席に着くメニューを渡されるよりも先に、あるいはメニューを渡された直後に食前酒の注文を尋ねられます
-
STEP2注文をする前菜、メイン(肉または魚)、飲み物(ワインや水など)を注文します
-
STEP3食事をする
-
STEP4食後メイン料理を食べ終わると、デザートやチーズ、コーヒーの有無について聞かれます。
無理して頼む必要はありませんので、欲しい場合に頼みましょう。 -
STEP5会計をするフランスはテーブル会計が基本。ウェイターさんを呼んでお会計をお願いします。
高級レストランや星付きレストランのフルコースの場合
高級レストランや星付きレストランのフルコースの場合、
アミューズ→前菜→スープ→魚料理→ソルベ(口直し)→肉料理→チーズ→デザート→コーヒー&プチフール(小菓子)
の順で食事が出てきます。
注文の仕方は基本的に同じです。
フルコースを食べるとお腹いっぱいで食べきれない場合もあると思うので、ポーションを小さめにしてもらうか注文を減らすなどリクエストしてみましょう!
フランスのレストランでのマナーと注意点
ウェイターの呼び方
ビストロやレストランでは、各テーブルに担当ウェイターがいます。
必要がある場合は、必ず担当のウェイターを呼びましょう。
ウェイターを呼ぶ際には、「Monsieur」、「Madame」、「Mademoiselle」を使います。
会計・支払い方法
支払をする際は、ウェイターに「L’addition, s’il vous plait.(お会計をお願いします。)」と声をかけましょう。
フランスはテーブル会計が基本です。
チップの渡し方
サービス料が含まれているレストランではチップは不要ですが、おつりの小銭をチップとして残していくフランス人が多いです。
高級レストランや星付きレストランの場合はチップが必要です。
フランスのレストランでのよくある疑問
食前酒って何を頼めばいい?
フランスのレストランでは、席に着くとメニューを渡されるよりも先に、あるいはメニューを渡された直後に、「Que diriez-vous d’un apéritif ?」と聞かれます。
Apéritifとは食前酒のことで、「食前酒はいかがですか?」という意味になります。
このときにシャンパンやキール、キールロワイヤル、シェリーなどを頼むとスマートに見られます。
もちろんアルコールが苦手な人やアペリティフが必要ないという人は、無理に頼まなくても大丈夫です!
注文が決まってないときはなんて言う?
もし注文が決まっていないときにウェイターが来てしまったら、慌てずに「On n’a pas encore décidé.=まだ決まっていません」とはっきり伝えましょう。
水は有料?無料?
水はミネラルウォーターと水道水があり、水道水は無料です。
「Une carafe d’eau, s’il vous plaît.」と伝えるとガラス瓶に入った水道水を持ってきてくれます。
ミネラルウォーターは、炭酸入り(eau gazeuse)と炭酸なし(non gazeuse=eau plate)があります。
ワインの頼み方がわからない
ワインを頼む場合は、レストランによってはメニューとは別のワインリストが渡されます。
ワインに詳しくない方は、ウェイターまたはソムリエに好みのワインを伝えてください。
例えば、ワインは赤か白か。
赤ワインの場合、重厚感のあるものか軽めのものか。
白ワインの場合、甘口か辛口か。好みの産地やブドウの品種があればこれらも伝えておくとお好みのワインを選んでくれますよ。
高級店のドレスコードは?
最高級レストランのランブロワジー。
ドレスコードが気になりましたが過度なドレスアップをしているのはアジア人で、通い慣れているようなフランス人おじさんはジーンズで来ている人も…。
お値段はかなりしますが、雰囲気に関しては構えなくても大丈夫。親切に対応してくれたのでリラックスして楽しめました。
フランスのレストラン在住者おすすめのメニュー
最後に、フランスに来たらぜひ食べてもらいたい在住者おすすめのフランス料理をご紹介します!
Foie gras poêlé=フォアグラのポワレ
Escargots à la Bourguignonne=エスカルゴ
Confit de canard=鴨のコンフィ
Cassoulet=カスレ
Tartare de boeuf=タルタルステーキ
Galette=そば粉のクレープ
Huîtres=生牡蠣
フランスのレストランでのメニューと注文方法まとめ
自分の食べたいものをフランス語で注文できるよう事前に料理名を調べておくと、いざというときに慌てません!
メニューの見方と注文方法がある程度分かっていれば、あとはゆっくり食事を楽しむだけ♪本場の味を思う存分堪能してくださいね!
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