わたしのお気に入りのエリア「マレ」「バスティーユ」界隈。
滞在日数が短いなら、オペラやサンジェルマン・デ・プレなどパリ中心をおすすめしているのですが、今回の旅はパリへ9泊と長めの滞在だったので、ちょっと節約もかねて、少しだけ中心より東側のバスティーユへ滞在しました。

ショッピングが楽しいマレ地区も近いし、マルシェも出ているのでお土産を買うにも便利です。

この記事ではパリで憧れのモクシー・パリ・バスティーユに泊まった時の様子を詳しくレビューしていきます!
このページの目次
ホテル ラントワーヌ宿泊記

ホテル ラントワーヌは、バスティーユ広場から徒歩約5分の場所に位置する4つ星ホテル。
全館クリスチャンラクロワによりデザインされたホテルで、彼のアイデンティティのひとつでもある印象的な花柄のデザインが館内の至る所に施されています。
もともとこのエリアでホテルを探しており、写真を見たときにかわいい!!と思って即決しました。
ホテル ラントワーヌがあるバスティーユ地区は、パリの中でも若者が特に集まるエリア。街中は賑やかで活気に溢れています。

おしゃれなショップや美術館などが集まるマレ地区へのアクセスもすぐで、パリの街並みを歩きながら楽しめるロケーションも魅力。
メトロの駅も徒歩圏内に2か所あり、パリの各エリアへ移動する拠点としての利便性もかなりよかった。
治安もそれほど心配ありませんが、デモのときはバスティーユにたくさんの人が集まります。デモに巻き込まれないよう、興味があってもすぐにその場を離れましょう。
接客・サービス
小さな入口を毎日必ず何度も通るので、その度にあいさつを交わしました。スタッフはみんな感じがよいです。
6泊中3日間エレベーターが止まってしまったので少し不便でしたが、スーツケースを持って移動の日は使えたので事なきを得ました。
フランスはこういった設備の不具合がよくあるので、困った時はスタッフに相談しましょう。
ホテル ラントワーヌ | |
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住所 | 10-12 Rue de Charonne, 75011 Paris, フランス地図 |
電話 | +33155283011 |
子連れおすすめ度 | |
HP | https://www.hotelantoineparis.com/ |
ルームカテゴリー
- クラシックルーム
- スーペリアルーム
- デラックスルーム
- スイート
わたしたちが滞在したのはスーペリアルーム。部屋はとにかく狭かった(笑)でもかわいいし、料金も納得だし、困ったことはなかったです。
料金
わたしが宿泊した日は6泊で866ユーロ。
1泊あたり144ユーロで、しかもシャルルドゴールからホテルまでのタクシー送迎付き(これはブッキングドットコムの特典です)だったので、かなりお得だったと思います!
パリの8月はバカンスでお店が閉まっていることが多く、ホテル料金が安くなるので、地味に嬉しい…。
ホテル ラントワーヌ フロント・ロビー

フロントロビーはこんな感じ。おしゃれーーー。
ホテル ラントワーヌ客室

狭いけど、こっちも素敵な廊下♡
ベッドルーム

客室は都会のビジホレベルの狭さです(笑)が写真より窮屈な感じはしない。

手前に少しスペースがあってスーツケース2つ広げる余裕はありました。広げると歩けなくなるけどね!

バスルーム(トイレ・お風呂)

ねぇ、バスルームもかわいいよ!!!

シャワーやばいところが多いんだけど、お湯もしっかり出たし、ちゃんと排水もされてて嬉しい。

6日間まいにちきれいに掃除してくれていました。
WiFi・ネット環境
WiFiは快適につながりました。仕事も滞りなくできるレベル。
カフェ・お菓子

冷蔵庫にはお水のペットボトル2本。買うと高いので助かります。
ホテル ラントワーヌ レストラン・バー
ホテル ラントワーヌにレストランはありません。1階で朝食はいただけます。とっても素敵な空間で写真映えするなー。
朝食

素敵なパリの朝食!って雰囲気。内容はシンプルですがじゅうぶん。わたしたちは1度だけホテルの朝食を利用し、あとはパン屋さんで食べたり、ゆっくり起きてブランチしたりしました。






ホテル ラントワーヌ館内施設
館内施設はフィットネスジムがありました。

パリ滞在中は基本的によく歩くので、ジムに行く体力は残っていません(笑)
モクシー・パリ・バスティーユ近隣施設
バスティーユ界隈の地図はこんな感じ。
マルシェ・バスティーユ

木曜日と日曜日ならマルシェも開かれていて、とても楽しいです。

ブーランジェリー

バスティーユエリアには美味しいブーランジェリー(パン屋さん)がたくさんあります。Aux 2 Anges、Bopain、Juni Coffeeなどで美味しいクロワッサンやバゲットを堪能しました♡
これで17ユーロなんで安くはないんだけど、パリでの朝ごはんはとにかく幸せなんで大満足優勝である pic.twitter.com/10E2akVZpH
— マリ@旅ブロガー (@makiro77) August 7, 2025
その他パリの主要観光地を地図にまとめてみたので、ぜひ観光にご利用ください。
エッフェル塔 La tour Eiffel

パリのシンボルといえば、エッフェル塔。何度見ても飽きることがなくパリらしさを感じさせてくれるモニュメントです。
エッフェル塔は、1889年にパリ万博博覧会のために建設されました。
錬鉄で作られているため、パリ市民から親しみを込めて「鉄の貴婦人(La Grande Dame de Fer)」と呼ばれています。
鳥肌が立つくらい素晴らしく、感動的でした。
本当に素晴らしいので、朝、昼、晩と違う時間帯に足を運んだほど。

ライトアップされた美しいエッフェル塔はもちろん、日没後毎時0分から5分間だけの「ダイヤモンド・フラッシュ」もお見逃しなく!
混雑を避けるため、エッフェル塔の入場チケットは事前購入がおすすめです。
ルーブル美術館 Musée du Louvre

世界三大美術館のひとつ、ルーブル美術館。
これまでに世界的に有名なエルミタージュ美術館、メトロポリタン美術館、プラド美術館など、ルーブルと比較される美術館を見てきましたが、やはりルーブル美術館が世界一といっても過言ではないでしょう。
38万点もの美術品が収蔵され、丸1日あっても時間が足りません。

年間の来館者数が約1000万人を超え、モナリザの前には行列ができますが、それでも日本の美術館で鑑賞することを思えば空いています。

美術品に興味がなくても、建物や内観を見て回るだけでも感動できる特別な美術館です。
混雑を避けるため、ルーブル美術館のチケットは事前購入がおすすめです。
※ルーブル美術館のチケットはパリ・ミュージアムパス対象です。
その他の詳しい見どころや観光情報は「パリ人気観光地と見どころを地図付きでご案内」で詳しく説明しています。

ホテル ラントワーヌ行き方・アクセス
- メトロ8号線 Ledru Rollin駅から徒歩約2分
- メトロLine1・5・8号線 Bastille駅から徒歩約5分
駅は色々使えますが、1号線も通っている、便利なBastilleとホテルからすぐのLedru Rollinをよく利用しました。
シャルルドゴールからパリ市内までの行き方と注意点については「シャルルドゴール空港⇔パリ市内移動手段別アクセス方法【タクシー・バス・鉄道・送迎】」で詳しく解説しています。
ホテル ラントワーヌの総評・感想
パリには何度も滞在していますが、このエリアは便利だし、お手頃価格なので、とても気に入っています。
ラントワーヌ、場所も周辺の雰囲気もよかったし、部屋のデザインも気に入ったので、いつかまた泊まりに来たいなと思いました。
わたしがよく行くチェーン店や、アジア料理、美味しいパン屋さんも多く、今後もリピートエリアになりそうです。
とてもおすすめのホテルでした。迷っている方の参考になりますように!

パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!

予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!