GoCityパリ周遊パスは、パリのチケットやアクティビティを自由に組み合わせてお得に観光を楽しめるシティパス。
- パリミュージアムパスを検討している方
- 他の現地ツアーサイトであまり出会えない体験系アクティビティに興味がある方
コロナ禍以降、どこも値段が上がりすぎて、チケット料金のことを考えると「やめておこうか…」と思うことも増えてきました。
でも、せっかくここまで来たのに、数千円の違いであきらめる方がもったいないのでは?と思いなおし、最近はもっぱらこのようなシティパスを利用するようになりました。
一度買ってしまえばチケット料金のことはそれほど気にならなくなります。
もちろん料金の元を取ることも可能で、通常料金よりもお得に周れる・節約できるところも魅力。
ですが、わたしの場合は「絶対元をとってやろう」というよりは、行きたい場所へチケット料金を気にせず行けるという「ストレスがなくなるところ」が一番気に入っています。
このページではGoCityパリ周遊パスの楽しみ方をご紹介します。
このページの目次
フランス・パリのGo City周遊パスの楽しみ方
GoCityパリ周遊パスは大きく分けて2種類あります。
- エクスプローラーパス
└ 3〜7ヶ所の施設を選択可能 / 施設数によって金額が異なる / 対象スポットは体験系や食事系のアクティビティ中心 - オールインクルーシブパス
└ 2〜6日を選択可能 / 日数によって金額が異なる / 期間中は入場し放題 / 4日券か6日券を買えば、対象スポットはパリの有名観光スポット・美術館をはじめ、体験系や食事系のアクティビティまで全部で100ヶ所以上
オールインクルーシブパスは3日までだと美術館や博物館が含まれませんが、4日以上を選択するとパリミュージアムパスが付いてくるのでほとんどの美術館が対象に!
すでにミュージアムパスを購入予定で、6日以上パリに滞在して観光する予定の方はかなりお得。行き放題になるのも嬉しいポイントです。
エクスプローラーパス
3、4、5、6、7ヶ所から好きな施設数を選んで購入します。
5ヶ所以上を選択するとディスニーランドパリの入場チケットも対象に。
有効期限は60日間。60日間以内であれば好きな時に訪問できます。
施設数 | 料金 |
---|---|
3ヶ所 | 104ユーロ |
4ヶ所 | 129ユーロ |
5ヶ所 | 159ユーロ |
6ヶ所 | 179ユーロ |
7ヶ所 | 204ユーロ |
1ヶ所あたりの入場料を計算してみると、だいたい32ユーロ前後になります。
行きたい施設によってはそこまでお得にならないケースもありますが、入場料が高いもので行きたいものがあるなら利用価値あり。
対象施設 | 入場料 |
---|---|
アステリックスパーク (シャルルドゴールからバスで22分) |
59ユーロ |
ギャラリー・ラファイエットのマカロンペストリークラス | 59ユーロ |
パリ30ヵ所以上の観光スポットを巡る ウォーキング & メトロツアー |
55ユーロ |
パリビッグバスツアー | 45ユーロ |
ガイド付きルーブル美術館 | 41ユーロ |
シャンゼリゼウォーキングツアーと凱旋門 | 41ユーロ |
パリブリッジのツアーとオルセー美術館 | 41ユーロ |
パリの女性ウォーキングツアー
|
39ユーロ |
エッフェル塔ガイドツアー | 38ユーロ |
ウォーキングツアー | 36ユーロ |
ワインテイスティング | 36ユーロ |
モンマルトル ウォーキングツアー | 36ユーロ |
「エミリー・イン・パリ」非公式ツアー | 36ユーロ |
※入場料はGoCityパリ周遊パスの公式サイトから引用しています
※対象アクティビティは他にもあります・変更される場合もあります
リストアップされているような比較的高めのアクティビティを楽しみたい方であれば簡単に元がとれます。
しかし、オールインクルーシブパスと比べてしまうと対象アクティビティの数が限られているので、人によってはおすすめできない場合も。
エクスプローラーパスは施設数こそ限られていますが、60日間使用可能なので、中・長期滞在予定の方にもおすすめです。
反対に短期間でパリをお得にたくさん観光したいなら、エクスプローラーパスよりもオールインクルーシブパスのほうがお得感があります。
オールインクルーシブパス
2日、3日、4日、6日から日数を選んだら期間内は入場し放題。遊び放題。
対象施設は100以上。パリミュージアムパスが付いているため、「ルーブル美術館」や「ヴェルサイユ宮殿」も対象に!
オールインクルーシブパスにもエッフェル塔エレベーターガイド付きツアーが含まれて、パリのハイライトが網羅されています。
日数 | 料金 | ミュージアムパス 単体購入の料金 |
---|---|---|
2日 | 179ユーロ | 62ユーロ |
3日 | 214ユーロ | |
4日 | 255ユーロ | 77ユーロ |
6日 | 229ユーロ | 92ユーロ |
- エッフェル塔ガイドツアー
- セーヌ川クルーズ
- フラゴナールの香水ミニワークショップ
- モンパルナスタワー
- ダリ美術館
- パリビッグバスツアー
- ウォーキングツアー
- ワインテイスティング
- ビールテイスティング
- さまざまな食事系アクティビティ
- ルーブル美術館
- オルセー美術館
- オランジュリー美術館
- ピカソ美術館
- ロダン美術館
- ポンピドゥー・センター
- 凱旋門
- ヴェルサイユ宮殿
- サント・シャペル教会
- パンテオン
- コンシェルジュリー
- サン・ドニ大聖堂
ここで挙げたのはほんの一部。すべてのアクティビティはぜひGoCityパリ周遊パスの公式サイトでチェックしてみてください。
エクスプローラーパスと違って、オールインクルーシブパスは期間中であれば入場し放題。
中にはルーブル美術館やヴェルサイユ宮殿など、見学に長時間かかる施設もありますが、サントシャペル教会やパンテオン、コンシェルジュリーなど、さらっと見学し終えてしまう施設もあるので、料金の元を取るのはそこまで難しくありません。
例えばこんな旅程はいかがでしょう。
上記のように3日券でも十分お得に楽しめますが、6日券がかなりお得感アリ!!と感じました。
パリ滞在期間に余裕がある方はぜひ体験してみてください。
Go Cityでツアーを予約する方法・注意事項
GoCityパリ周遊パスはオンラインで日本語予約可能です。
事前予約が必要な施設あり
対象スポットの中には事前予約が必要なスポットがあります。
人気観光地はどこもチケットが早く売り切れてしまう可能性があるので、早め早めの予約を心がけましょう。
1週間前の予約だとすでに手遅れの可能性も。
遅くとも2週間前には予約しておくのがおすすめです。
組み合わせ方によっては損する可能性も
エクスプローラーパスの場合、施設の組み合わせによっては損してしまう可能性もあります。
旅行の日数と選ぶアクティビティによっては周りきれない可能性も十分あるので、あまり損得勘定にとらわれずに旅行のプランを立てたい場合はエクスプローラーパスよりもオールインクルーシブパスがおすすめです。
計画段階での注意事項
プランを立てる時に気を付けたいのが体力問題。
季節や年齢、普段の活動によるので何とも言えませんが、石畳や階段での上り下りが多く、腰や足が疲れるという声をよく聞きます。
わたしは仕事柄、また観光大好き人間なのでパスを使いこなせるタイプなのですが、体力に不安があるなら予定の詰め込みすぎには注意してください。
シャンパンランチやバスツアーなど、足を休められるアクティビティを組み合わせるのがおすすめです!
Go Cityでパリ旅行を楽しむ方法まとめ
今回ご紹介したGoCityパリ周遊パスに限らず、シティパスに向いている人はあちこち出かけたり、経験するのが好きな人、ある程度体力がある人だと思います。
のんびり景色を楽しんだり、街歩きがメインの旅行をするならパスは必要ありません。
また、先述の通り、一度パスを買った後は料金を気にせずにいられるというのは、何よりのメリットだと感じています。
学生時代から旅をしていますが、唯一の後悔が「お金をケチったせいで」体験の機会を逃したことです。
社会人になって余裕ができる旅が増え、今は我慢することなく、体験したいことはできるようになってきました。
ぜひ、GoCityパリ周遊パスを使って新しい経験を試してみてはいかがでしょうか。
パリのホテル選びは本当に難しく、日本と違って価格と質が一致しないことも多いため、あらかじめ、情報をインプットしておくのがおすすめです!
当ブログ「フランスボックス」ではパリ在住者が教えるホテルの選び方と安全でコスパの良いおすすめエリアでホテルに関する注意点や知っておきたい情報をまとめました。
日本人に最も人気のエリアで、わたしたちもおすすめするオペラ座周辺のホテルについてもぜひご覧いただけると嬉しいです!
予算はどれくらいかかっても一流ホテルに泊まりたいという方は、パレスホテルの代表、オテルリッツをおすすめします。
ココシャネルやダイアナ妃にも愛されたパリに行くすべての人達が憧れる、フランス最高峰のホテルで、サービス、食事、設備どれをとっても申し分なく、私にとって人生最高の滞在でした。
かなり高額な宿泊代とはなりましたが、一生の思い出に1泊だけ泊まることができ悔いありません。
ヴァンドーム広場が目の前で、オペラ座までも500mと観光するにも抜群の立地。
絶対に忘れられない滞在になること間違いなしなので1泊だけでもぜひ検討してみてください!